2019年10月 - 4

先週末、事前に予測されていた通り台風19号が関東を直撃した。

一週間くらい前から来るぞ来るぞと言われていたので、備える時間は十分にあったのだが、私は前日までこれといって特に何も備えていなかった。

台風が来たのは土曜日だったけど、木曜日の退社後の時点で既にスーパーは品薄になり始めていて、パンなど日配品の棚はもうガラガラ。私は毎朝の必食品である超熟を買うことができず、金曜日からの数日間はストックしていた冷凍食パンでしのいだ。子は、「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」のマリーアントワネット精神で、朝からいつものパンではなくどら焼きを食べられてむしろ喜んでいた。

金曜日は飲み会で、二次会まで行った後の夜にスーパーに行ってみたら、前日よりさらに品薄になっていた。うちは水に関しては普段からミネラルウォーターを数ケース常備しているので確保の必要はないが、普段食糧はほとんど備蓄していない。万一停電したときのため、悩んだ末にシリアルとレトルトのおかゆ、冷蔵庫が生きている間なら食べられるパウチのおかずなどをコンビニで購入。コンビニにはスーパーよりは物があった。パンは全て売り切れていたけど、水もまだ普通に売っていた。まあ、水は普段から家に買っている人が多いんだろう。

で、土曜日の予報通りの時間に台風が来た。この日は一日中自宅に籠城し、夕方以降はカーテンも閉め切っていたため雨風がどうだったのかは正直よくわからなかったのだが、多摩川の一部が氾濫したり、甲信越の方でも大規模な氾濫が起こったりしたという結果を聞くと、それなりの雨量だった模様。風は前回の台風15号のときの方が強かったように感じた。

戸建てに住んでいないので、元々自宅への浸水は心配していなくて、とにかく停電だけが心配だったのだが、結局今回は運よく停電しなかった。土曜日の通院も日曜日の英会話も事前にキャンセルしておいたし、三連休にはこれと言って遠出の予定がなかったので、台風の影響らしい影響は特に受けなかった。土曜から日曜の朝まで計画運休していた公共交通機関も翌火曜にはとっくに復旧していたので、通勤も普段通りだったし、職場でも聞く限りでは大きな被害を受けた人はいなさそう。

ただこれは単に運がよかっただけで次はどうなるかわからないので、うちは食料の備蓄についてはきちんと考えておかないといけない。おかずの缶詰や、体調不良時のためのゼリー飲料各種とレトルトのおかゆくらいはいつも家にあるけど、数日も持たないくらいの量しか常備していない。



そして、台風が過ぎ去ったら一気に寒くなった。

台風が来る直前までは蒸し暑くて、土曜日も雨風がひどくなる夕方までは冷房をつけていたくらいだったのだが、その後たった数日で、今度は床暖房をつけることになるとは。たしか先週までは、10月だというのに半袖を着るくらいの気温だったんですけど…

先週末以降、朝晩がとにかく寒くて私には珍しく眠りが浅くなるほどだったし、このまま過ごすと一週間くらいですぐしもやけになりそうなほど足先が冷えていたので、自宅の床暖房を解禁したのに加え、寝具も全部冬物にしたし、ストッキングをタイツにしたし、コートやジャケットも着るようになった。

もうすっかり秋。暑いのが終わってよかった、しかしこれからは冷え性との戦い。そして先週からの気温変化が激しすぎるので、ひどい風邪をひかないように気をつけねば。去年、US出張時にひどい風邪をひいていたのもちょうどこの時期だったなー、気をつけよ。