2020年3月 - 4

保育園から家に帰る途中に、顔見知りのおじさんがいるお店があって、客対応がないときに通りがかるとわざわざ店の外まで出てきて子と私に挨拶してくれる。

今週その人と立ち話をしていたら、急に「もなか食べる?」と言うので「食べます」と即答したところ、子にもなかを一つくれた。さらに「お母さんにも」と言うので、やったー何味にしようかなーと遠慮ゼロで選んで、お礼を言ってもう一つ受け取った。

その後もしばらくおじさんと世間話をしていたら、同じ保育園の別のクラスの子が、子の親とは違う人(親族なんだかシッターさんなんだか)と一緒に通りがかって、おじさんはその人にも「もなか、あげていいかな」と声をかけた。その人はめちゃめちゃ恐縮したものの、結局子供の分を一つ受け取ったんだけど、その後「はい、お母さんも」と言われたときには「いえいえいえいえ、もう十分です、結構でございます」と直角に近いお辞儀で断っていて、自分の分まで即座に受け取った私とは品格が違うなと思いました。