2020年7月 - 1

7月になって、区からの登園自粛要請がやっと解除になり、子が保育園に行けるようになったので、私も3か月以上ぶりに出社した。

通勤電車は緊急事態宣言発令前の3月より混んでいた。当時在宅勤務だった人たちが既に在宅解除しているからなのか、時差通勤が推奨されているせいで私の乗る時間帯が混むようになったからなのか(私は一般的な通勤ラッシュの時間より少し早く出社している)。その前、1月あたりの平常時に比べればまだちょっとすいているような気もするが、それでも9割くらいだと思う。私のように、7月から出社を始めた人も多いのだろうか。

そして久々に同僚と直で会話した。完全在宅勤務している間は、当然ながら電話とチャットとメールだけで全ての人との全てのコミュニケーションをやっていたんだけど、やっぱり現場に行って二人で現物を見ながら話せば話が一瞬で終わるというようなケースもあり、やはり対面は対面でよさがあって、便利だなあと感じた。私は職種が職種なのでほんとは毎日出社したいのだが、もうそうもいかないので、これからは遠隔コミュニケーションのスキルを地味に上げていくしかない。


他の同僚は少し前から出社しての勤務を始めており、そのうちの一人が「数か月の完全在宅勤務で体力が落ちて、階段の上り下りがきつい」と言っていたので、在宅中に一切の運動をしなかった私は一体どんなことになってしまっているんだろうとびびっていたが、いざ3か月以上ぶりに出社して一日の中で何度も何度も階段移動をしたら、特に以前との差を感じなくて拍子抜けした。

その同僚は以前は日常的にしっかり運動していた人で、フルマラソンとかにも出ていたのに、春以降は公園も混んでいたりマスク着用外圧がきつかったりでランニングをやめているとのこと。きちんとした運動習慣があった人が急に運動できなくなると、その分体力が落ちるのだろうが、私のように運動習慣がゼロだった人がプラス3か月出勤をやめて家の中にひきこもっていたところで、元々体力がなく分母が小さいのでひきこもり後もそう変わらない、という知見を得た。それくらい負荷がかかっている状態がデフォルトになってしまっているということなので、逆にある意味心配だが。



そして、私個人の久々の出社とかどうとかいうのとは全く関係ないところで大事件が起こり、それを宣告された電話会議の後、電話会議に出ていた同僚と2人だけで即つなぎ直して「…やばい」「やばいね」「やばすぎる」とだけ話す電話をやってしまった。結構長々喋ったけど、何を喋ったかも、結論もあまり覚えてない…びっくりすることが起こると、その後の記憶って飛ぶんだな。

いやでも実際には発表前日に、まだ全然最終決定ではないから意見聞かせて〜という軽いノリで、少しほのめかすような話をされていたんだよな…今のファンクションの上司はいつもすっきりはっきり話してくれる人なのに、その日の電話会議では最初から背景を曖昧にしか言わなかったし、質問しても結構かわされたので、あやしいな、とは思っていたんだよね。しかし、そのすぐ翌日に即発表されるとは思わなかったわ。良くも悪くもスピーディーすぎ。

週明けからもばたばたしそう。