2021年3月 - 7

先週半ばから末まで、社内で嫌なことが重なりすぎて、精神的に(実際的にではない)孤軍奮闘状態になり、もう無理、もう無理、勘弁して、なんで私だけ、と心の中でつぶやきながら仕事していたのだが、週が明けたらまたいつもの「皆様ありがたや、やっぱ他人はめっちゃ頼りになるな」モードに戻った。

状況としてはフェイズが変わっただけだし、接している相手もほぼ同じで、傍から見れば特に何も変わってないので、単に私の気の持ちようのせい、つまり私自身の問題である可能性が高い。なんなんだ私は。


先週末には、本業の仕事とは別件でめっちゃ嫌なことがあり、しかもそれが午前中の本業がめっちゃ忙しい最中に起こったので、本業に割く時間が物理的に減った上に、その後夕方までのモチベーションが半端なく下がってよくなかった。

で、終業直前に同僚(嫌なことのトピックスには関係があるが、嫌な内容自体やその理由とは全く関係がない)からちょうど電話がかかってきたので、3分くらい使って彼にめっっっちゃ愚痴ってしまった。

彼は前日に別の同僚からも類似事例で愚痴を聞いたばかりだった、かつ、彼自身もちょうど同じ日に同じような状況に置かれていたらしく、みんな一緒なんだなーとウケる一方で、私の愚痴につきあわせるという超絶無駄な理由で他人様の時間を奪ってはいけないな、と退社後に反省した。が、猛烈に愚痴ったお陰で私のメンタルはだいぶ回復して週末を迎えられた。


去年2月以降、コロナ対策でほぼ全ての仕事がウェブ上で行われるようになり、例え両者共に同じオフィスにいたとしても打ち合わせには個々にPCから入るので顔を合わせることがなくなったりと、同じサイト内の同僚との対面コミュニケーション時間が一昨年までと比べて格段に短くなった。

この一年、なんかちょっと相談したい、とかちょっと愚痴りたい、ってときに、わざわざチャットで問題提起したり、ただの愚痴のために電話をかけることはないなと躊躇して、そのまま流してしまうことが多かった。でも今回久々に同僚に愚痴ったらめっちゃすっきりしたので、人と直で話す効果って結構大きかったんだな、と感じている。そういえば同僚との対面飲み会も、職場ランチを含むちょっとした食事さえも、もう一年以上、ただの一度も行っていない。

元々、入社時から他サイトの同僚や上司、他国の顧客との日常のコミュニケーションは全てメールと電話会議(と称してしまうが、実際にはウェブ会議)経由で進めていたので、コロナでそれに加えて同じサイトの同僚とのコミュニケーションまでもがウェブ経由になったところで、当初はあまり大きな変化を感じていなかった。

でもコロナがこれだけ長期化して、何もかもが非対面で進むようになって、業務効率やアウトプットにも知らず知らずのうちに影響が出ている部分があるんだろうなあと、去年後半くらいから事あるごとに考える。技術職の私ですらこう感じているんだから、毎日朝から晩まで会議し続ける系の職種の人たちにとってはさらに深刻な問題なんじゃないだろうか。