2021年11月 - 3

なんか11月は色々イベントごとが多くて、充実していたけど疲れた。

結構前にもらっていたキッザニアのギフトパスの期限が切れそう&コロナ感染者の数が底を打ってる今しかない、ということでキッザニア東京に行ったり、平日に小学校のイベントがあって在宅勤務と半Vacの組み合わせで参加したり、普通に飲みに行ったらカクテル二杯でそれなりに酔った感があって引いたり、つくばで仕事をしていたとき以来で数年振りに北千住に行ったり、なんなりなんなり。

キッザニアに行くのは初めてだったので事前にかなり調べてから臨んだのだが、予想していたよりも空いていた、まあそれでも人混み嫌いな私にとっては十分混んではいたけど。たぶん今以上空くことって今後はあんまりないだろうし、まったり行きたい人は今のうちに行くのがいいんじゃないでしょうか。ここを楽しめるのは小学校中学年くらいまでかなあと思うので、また機会があれば行こ。



仕事は本業じゃないことにめちゃくちゃ時間を取られている。

ここ二週間くらい、自分の本業のプログラムが進んでいる感がかなり薄い。いや、もちろん毎日同僚の方々がこつこつデータを出して積み重ねて下さってはいるのだが、私がそれを総括できてない。非常によくない状態ですね。

で、じゃあ何をやっているのかというと、雑務。まじで雑務。

壊れた装置の修理手配、修理立ち会いを丸2日、修理したのにまた壊れる装置の再修理手配、再修理立ち会い、どうにもならずにラボ工事の依頼、ここ数か月の産機部品不足によりブレーカーが納期未定でメーカー見積回答不可、ラボのどっかに余剰のブレーカーがないのか探す、工事の間に外注評価をかける流れになることに備えて外注評価計画立てる、また別の装置の修理、今度は遠隔で装置メーカーの指示を受けながら自分で直す、データベースを復旧させるだけで地味に数時間かかる、でもどうにか修理できた、よかった、また別の装置の点検依頼、装置部品手配依頼、これは産機じゃないから今でも納期大丈夫かな、でも樹脂だしやっぱやばいかな、来年になるのか、、、みたいな。

ここ最近、こんなことばっかりやっている。私は何屋なの?



一年半前から基本在宅勤務になり、ビジネス職の人々はほぼ在宅、技術もマネージャーや管理職など多くの人が在宅、となったが、だからといってラボの設備や装置の数がその分減ったわけではない。装置はこれまで通り動いているし、それを動かすテクニシャンの方達も毎日出社しているので、ラボに出社してそのあたりのケアをする技術の人員が全然足りてない。

私は管理職でもないし基本毎日出社しているので、自分のプログラムで使ってない管轄外の装置や資材の対応に関しても私にどんどん依頼がくるようになった、だってそれを実際に使っているテクニシャンの実験指示者はずっと在宅勤務していて実情を知らないし、今から説明しても普段見ていないからちんぷんかんぷんだろうし、何よりも、故障などのイレギュラーな事態が起きたときにその場ですぐに対応できないから。

まあ出社してる人あんまりいないしな、しかもたぶん私が一番ひまだしな、と、この一年半ラボ仕事をなんでもかんでも請け負ってきたが、さすがにそろそろこの手の雑務の量が限界に近づいている。だからといって、新たに頼む相手ももはやあまりいない…ので結局自分でやることになる。


結局のところ我々は製造業なので、ラボで毎日実際に手を動かして下さる専門職のテクニシャンが相当数いたとしても、実験指示者側はそう簡単には全員フル在宅に切り替えられないし、誰かがフル在宅になったら、その人がケアしていた分のラボ仕事を他の人が請け負う必要があり、それが短期的にかなりの負担となることもある。

のだけど、そのあたりのことは、普段ラボにいるわけではないリーダーにはなかなか理解してもらえない、ということがありますね。こういうラボ管理とかトラブルシュートって、普段のプログラムカットのリソース配分には載らないような仕事なのに、いざ必要になったときには集中的にめちゃくちゃ時間食われるんだけどな。

あと、USのテクニシャンと日本のテクニシャンだと、タイトル名は同じかもしれないが実際の役割はかなり違うしな…USはテクニシャンがラボのことについてはかなりの責任を持って、深い知識と経験を持って長期雇用されて、毎日管理しているというイメージがあるけど、日本ではそこまでの権限を持たせていないからなあ。テクニシャンの人たちも、去年からは大変な状況が続いていると思うけど、実験指示者が近くにいない状況で皆ほんとうによくやってるなあと思う。プロですよね。

入社以来、技術の社員よりも、テクニシャンの方々の仕事ぶりの方により強いプロ意識を感じることの方が多く、それはそれでどうなんだって気もする。