2021年12月 - 1

毎日毎日働いていると精神が疲れてくるので、特に何の用事もなくとも休みを取って、(原則として)仕事をしない休みの日を意図的につくる必要がある。

しかしながら複数名のチームで仕事を分け合うような職種ではないので、一日休むのであれば結局その分の穴埋めを自分自身がどこかでする必要があり、休まない日に普段以上の時間働いたり、家に会社のPCを持ち帰って土日に数時間がっつりデスクワークをしたりしないと仕事が終わらず、休みを取るために余計に疲弊するという謎の現象が起こる。

たまに休まないと精神が死ぬ。でも休みをとるために、トータルではむしろ余計に疲れてる気がする。世の人たちはこのパラドックスにどのように対応しているのか?社会人を10年以上やってきたけど未だに謎、むしろここ数年でどんどん謎が深まってきている。


今は数年前みたいに、DIR EN GREYのMACABREツアーだからとか、Versaillesのラストツアーだからとか言って、一週間まるまる休みをとったりできる気がしない。

ていうかVersaillesのラストツアーはもう9年前なのか、早。そしてそういえばあのときも旅行先まで同僚からがんがん電話がかかってきて、結局福岡や広島のホテルやカフェで普通に仕事してたわ。マカブラツアーのときも、大阪のホテルのメモ帳使ってライヴ後に実験計画立ててた…

数年前のUS出張のときも、朝から夜まではフルフルで自分の仕事をして、夜にホテルに帰ったら今度は朝になる日本向けの仕事を数時間して、という毎日で、やること多すぎるし体調悪いのに睡眠時間も確保できなくて、割と死にそうだった。


まあ、一週間休むとか、時差が真逆の国に二週間出張とかはレアケースだとしておいておいても、月に1回か2回休んだだけでこうなってしまうというのは、結局普段から仕事をちゃんと回せていなくて、あふれさせてしまってるってことに尽きるんだよな。能力が足りないのに実働も足りないので、それを掛け合わせた仕事量が足りていない。



今日はカフェで、大きな桃がごろっと入っているようなメニュー写真を見て、あっこれいいなと思ってアイスピーチティーを頼んだのだが、ストローだけでスプーンがついてこなくて、あれこれじゃ桃を食べられないなあと思いながらストローで水面(茶面?)に半分浮いていた桃をちょんちょんとつついてみたら、なんと桃が四散して、大ショックを受けた。

たぶん、凍った桃だかすりおろした桃だかなんかを入れたアイスティーだったっぽくて、最終的には飲み屋でよく出るあらごし梅酒とかあらごしりんご酒とかみたいなもやもやした液体になっていた。

私が求めていたのはごろっとした固体の桃だったので残念。まあこういう日もある。