2022年8月 - 5

KAMIJOのライヴを観ているのですが、とにかくSHADOW OF OSCARがめっちゃ好き。

もはや、この曲を聴きに行っているといっても過言ではない。ほんといい、めっちゃいい。

ライヴではもちろんフルでやってくれるのですが、イントロからラストまでずっといい。ティザーにはのってないけど、Aメロの、特に最初の4小節は歌謡曲なんですよ。あー、早く音源で聴きたいなー、大好き。なおこれを歌ってるときのKAMIJO自身もかなりいい。

他の、タイトル発表済みの新曲2曲、fairytaleとAvec Toiは全く好みではない。一番最近、本編頭でいきなり初披露されたまた別の新曲は、割と好きだったけどもう忘れた。本編ラストに流れるSE(7/19のライヴレポではEpilogueと記載されていたやつ)はやたらかっこよくて好きだったけどこれも決め台詞以外はもう忘れた。


先日のライヴでは、あのナレーションの後にfairytaleを挟んでからTresorやってカストラートやる流れがめっちゃ残酷だなーと感じたところが、それぞれの新曲単体よりも何よりも一番印象的だったのだが、私がナレーションの内容を完全に聞き間違えてるが故のただの勘違いな可能性がある。

フェアリーテイルのイントロで、子供は成長して大人になると夢は叶わないと知る、だか、うまくいかないことを知る、だか、なんかそういうニュアンスのことを言っていた気がする。聴覚記憶が弱すぎるので具体的な文面や単語はもう忘れてしまったのだが、grown upとfailは言っていたような。

このナレーションの後のセトリが、

  • fairytale(おとぎ話 →叶わない夢)
  • Tresor(「いつか父と同じように国中を見渡せるのかな」という幼少期のルイの夢、史実上では叶わない)
  • Delta -Interlude-(ここでもナレーションが入っていた気がするが忘れた、ここに限らず、SEと一緒に流れたナレーションは音が重なりすぎてほぼ聞き取れず…Emigreだかのイントロ時もしかり)
  • Castorato(新しく何かを得るには犠牲がつきもの、という曲)

という流れなの、こっわ!この流れのために久々にTresorやるなんて、KAMIJOまじこわい!と感じたのだが、全部気のせいかもしれません。

その後、エネルギー需要と石油枯渇の話、血液での発電の話からのPERSONA GRATAとEye of Providenceの2曲を挟んで「そして、ルイは決意した」(ついに、だったかも)だかなんだか言ってのTEMPLEだったので、ムーランルージュを2軒ハシゴした後の本編セトリは全部新ストーリー通りに並んでいたように感じた。

結局、死んだ父のような、市中の人々のためになる立派な人間になるという幼い頃の夢を叶えるために、何か(おそらく自分自身?)を犠牲にすることを決意するルイ、っていうことなのか?世界のエネルギー供給のために、自分の血液を発電に回すとか?それが「美しいならばそれでいいじゃない」ってこと?その後のNosferatuでもおんなじようなこと言ってるし?

でもなんにせよその犠牲の構図って、Symphony of The Vampireのストーリーとまるまる同じだよね。KAMIJOストーリーは基本全て犠牲の愛がベースなので、まあいいのかな。


ナレーションの内容は他もニュアンスだけならちょいちょい覚えているので、忘れる前にメモを書いておいて、最終的には本ブログにまとめたい。