2023年5月 - 4

えーと、なにがあったんだっけ?


この週末は突如として、ネットに載っている中学受験用の算数の図形問題を解くのにハマり、10数問解いた。私は大学時代には珍しく家庭教師系のバイトをやらない側の人間だったので、それこそ25年ぶりにやったけど、やっぱめちゃくちゃ面白い。

中学受験は、こういう楽しい問題をあーでもないこーでもないと考えながら自力で解いて、それを繰り返していくうちにどんどん解けるようになって、算数以外も同じで、ひたすら楽しかったんだよなー。

なので、今の小学生は親に無理やり3~6年間塾に詰め込まれて、中受専用の勉強ばかりさせられてかわいそう、的な言説を聞くと違和感がある。もちろん嫌々通っている子供もたくさんいるだろうが、そうではない子供もたくさんいる。私は小学校よりも受験勉強の方がずーっと面白かったし、楽しかったし好きだった。中学に入ってからもそう言っている人が周りにもたくさんいたし。

しかしまあ25年経つと見事に脳が劣化するので、今や現役時代はすらすら解けていた(と思われる)問題がヒントなしでは全然解けない、解けたとしてもすさまじく時間がかかる、という状態であり、こういうのを十数問だか何十問も40分間で解いてたのすごかったな、と思わされる。子供ってすごい。



仕事は出張先での一山が終わった。本業から離れてるけど、こういう仕事も好きだなー。

これ関係の出張に行くと、もし私に能力があったらこっち方面の仕事に就いてみたかったなーと毎回思うし、未だに憧れがある。高校生時点で既に頭が悪かったのと、それを挽回するだけの執着もなかったから無理だったんだけど。

でもまあ自分の頭のレベルを大学受験時にちゃんと理解できたのは不幸中の幸いだった。さらに無理してこっち方面の学科を進路に選んでいたら、浪人してもなお全然受からなかっただろうな。私は通った大学もほんとにぎりぎりのまぐれで受かったってくらいのレベルだったので。自分の能力を鑑みての入学しやすさだけを考えたら、文系学部に行くべきだった。


今の仕事も向いてるかと言われると全然向いてないし、頭が足りてるかと言われると全く足りてないけど、好きな仕事であるってところだけはずーっと変わらないので、その一点でやっていけてる。まあ実際には私がやっていけるかどうかではなく、やらせてもらえるかどうかで全てが決まるのでそこに意味はないのだが、自分から降りることはない。

この先解雇されても、職が見つかるかどうかは別として私が希望職種を大きく変えることはないだろうし、向いてるかどうかよりも好きかどうかを優先して進路なり就職先なりキャリアなりを選び続けてきたなあとは思う。

果たしてこれでよかったんだろうか?わからん。でも仕事は毎日のことだから、楽しくやれる内容であるに越したことはないよね。