2023年6月 - 2

梅雨入りしたらしい。

今週は同僚が怒涛の顧客向けワークを行い、私はひたすらそのデータをまとめてレポートを書くマシンと化していた。同僚がちょう優秀なので実験が滞りなく進んで助かりまくる、ありがたい。この方々がいなくなったら仕事ができない。

週の前半からひたすらレポートを書き続けていたが今日の午後で一段落し、しかし夕方からはまた別のレポートを書くべく、まずは過去のデータをひたすら探す作業をしていたらあっという間に帰る時間になった。調べものをしていると、熱中しすぎて時間が飛ぶように過ぎる。仕事でもそうだし、家でどうでもいいトピックについてwikipedia巡りをしていてもそう。


FEEL YOUNG最新号で、違国日記の最終話を読んだ。

私はFEEL YOUNGコミックバンチを雑誌読み放題枠で読みたいがために、楽天マガジンからauブックパスに戻ったようなもんだし、違国日記はずっと読んでいたので最後まで読めてよかった。
ていうか「実里」って「みさと」じゃなくて「みのり」だったんだ…ずっと頭の中でみさとで呼んでた。

新垣結衣主演で映画化されるとのこと。姉とか笠町くんは誰がやるんだろ。特に姉役は朝の配役より重要な気がする。



スマホに入れてなかったから長年聴いていなかった古い音源を聴くシリーズ、今週はcapsuleを聴いている。

capsuleは、飽きっぽい私にしては珍しく、高校生の頃から社会人になっても長年聴いていた数少ないアーティストである。長く活動してくれているからってのもあるんだけど、2003年から2013年までのアルバムの音源が全部PCに入ってる、珍しい。

イカラ・ガールは好きじゃないけど、それ以降は持ってる音源ではどのアルバムも割と好き、最近のは知らないけど。人工的ガーリー路線のときも、おしゃれ路線のときも、近未来SF路線のときも、昔の109の2階とか3階とかで流れてそうな路線のときも、どれもそれぞれ好き。capsuleのアルバムはどれもほどよく聴き流せるから、BGMによい。


CUTIE CINEMA REPLAYとかphony phonicを聴くと、昔の二子玉川駅の改札出た右斜め向かいにあったお店を思い出す。あれなんだっけ、IT'S DEMO?昔はほんとにいろんな駅にあった、小さくて白い店。たしかあそこでCDを売ってて、capsuleのCDのジャケットを見た印象がある。昔はああいう店でもCD現物を売っていたんだよね…隔世の感がある。

ていうか当時はまだライズなかったんだなー、2003年とか2004年だもんね。もっと右に行くとなんか薄暗い東急ストアがあったが、全てがなくなって一帯がライズになった。昔は、改札付近と右側はずーっと暗い印象だったけど、ライズになってからはだいぶ変わったね。

CUTIE CINEMA REPLAY

CUTIE CINEMA REPLAY

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capsuleのキャンディーキューティーに、下のような歌詞があるのだが

都会の人はみんなベルトコンベアーで歩いているんだよね?

都会の乗り物にはタイヤがないの
ていうか都会人は宙に浮けるの

都会の女の子はみんなファッションモデルで
おめかしをしていないと罪になるの

それらと並列で下のような歌詞が入っている

都会の人はみんなカードでショッピング
自動販売機でもカードでショッピング

乗り物にタイヤがなく、人が宙に浮き、皆がファッションモデル、という非現実な描写が続く中、「みんなカードでショッピング」「自動販売機でもカードでショッピング」という、今となってはごく普通の描写が入ってきているのが面白い。

2003年時点では、自動販売機でもカードで支払うってのはそれだけ非現実的であり得ないことだったのだろうが、20年も経つとそれも普通になる。現実が中田ヤスタカに追いついた。