2024年4月 - 1

4月だー。

でも仕事は年度始まりとかではないのであんまり関係ない。年度始まりであっても職種上あんまり関係ないが。



3月にライヴ中にぶっ倒れ、それを機にさすがにやばいと思って通院を開始した。

遺伝的に糖尿病も甲状腺疾患もあるし、甲状腺は少し兆候が出ているので早めに検査した方がいいと言われ、先日、会社を休んで10年ぶりに糖負荷検査を受けた。

前日の夕食後に絶食を開始して、朝に病院で激甘サイダーを一気飲みして、そのまま昼まで一切何も食べない、というのは経験上私の身体には最悪の過負荷試験で、ぶっ倒れの原因を知りたくて行った検査でまたぶっ倒れないかがほんっとーに心配だったのだが、結果として、なんともなかった。

気持ち悪くもならなかったし、手の震えも冷や汗も、視野が狭くなる症状も出なかったし、もちろん倒れなかったし、違和感すら一切なかった。さすがに検査終了後の遅い昼ごはんは気をつけてバランスよくしっかり食べたけど、その日の夜までなんの体調不良も出なかった。

検査結果をまだ取りに行ってないんだけど、これ、低血糖になってないと思われる。数値見てないけど自分の体調の感覚的にはそう。最近あまりに頻発してるので、なったときは自分ですぐわかる。

となると、私が行くべきだったのは糖尿病科じゃないのかね。自律神経を治すしかない?よくわからんが…この先どうしましょう。



一方で、体調が悪いこと自体は継続してて、ぶっ倒れたことは3月以来ないが、その後も週に一回以上のペースで体調がおかしくなっている。

オフィスで人とちょっと立ち話してるだけで急に脱力したり、なんなら自席で座って一人で静かにデスクワークしてるときに急に視野が狭まって手汗かきまくったり。

上述の病院で「あなたは、もう市販の飴じゃなくてちゃんとブドウ糖を持ち歩いた方がいい」と言われ、あーあのパッケージにグルコースの構造式が描いてあるあれねー、懐かしい…(昔低血糖がひどいときは常備していた)と思いながら、久々にブドウ糖を買っておいたのだが、さっそくめっちゃ役立ってる。

症状が出たときにブドウ糖を口にすると、ものの5分で急性症状は治まる。普通の飴よりもすぐに溶けるからよい。でもこれ夏場はベタベタになるんじゃなかったっけ?違うっけ。

「カロリーメイトも一個に10gの糖質が入っているから持ち歩きにいいですよ」とすすめてもらったので、それも買った。


昨日は12時に昼食を食べて、14時過ぎに最初の症状が出て、たまたまオフィスにいたからすぐにかばんの中のブドウ糖を食べたら、15分くらいでラボに出歩けるまでに復活したけど、その後も何回か体調に波があって、その度にブドウ糖を食べてしのいだ。

ほんとは、一度おかしくなったときにちゃんとした食事(定食的な、バランスがいいやつ)を食べるのが一番いいのだが、またおかしくなると思わなかったし、ランチの時間も過ぎてたから、ブドウ糖と水分補給だけでしのいでしまった。そしたら全然しのげてなかったね。失敗。

昨日は結局21時くらいまでずっと体調が悪かったのだが、夕飯を食べてしばらくしたら完全に復活した。ありがち。


夕方にあまりに体調が悪くて、めまいも吐き気も浮遊感もがんがんで、もう帰りの電車で数10分間立ち続けていられる自信がない、でもこの電車に乗らないと迎えに間に合わない…と暗い視野の中くらくらしながら考えて、でもなんかここで意を決して電車に乗らないと、今度は精神的な条件付けがされてしまって、血糖値どうこうとは違う理由でほんとうに電車に乗れなくなりそう、とか思って頑張って乗って帰った。

それくらい体調が悪かったので昨日は完全に弱気になっていて、「あれ、私この先働き続けられるのか?電車に乗れないと通勤できないが?出社が必要な職種だが?この先どうすんの???」とか、「これさすがに上司に話した方がいいのか?低血糖の概念って上司の国にあるのか?(あるだろう)、ちゃんと診断下りてからの方が話しやすいけど私の体調はそれまで持つのか?ていうか、そんなこと言ったら格好のリストラ対象になるやん」みたいなことを、つわりがひどかったとき以来くらいでぐるぐる考えたりしていたのだが、

今日は普通に体調がよかったので、「体調がいい今日のうちに、体調が悪かった昨日午後の分も、体調がどうなるかわからない今週後半の分も、全ての仕事を巻きで終わらせる、必要な資料作成をどんどん殺していく」みたいな気持ちになって、強気に仕事ができた。単純。

体調は大事。体調が悪いと、フィジカル面だけでなくメンタル面からも仕事ができなくなる。



昨日あたりに、私の好きな愛沢えみりがストーリーズで言ってたけど、
「どうにかなってるのか なってないのかわからないけど どうにかしていく」
まさにこれ。私は今の会社でそういう働き方しかしていないし、ここ数年はそれがどんどん加速しているが、もはや仕事だけでなく生活自体がそうなりつつある。