2019年4月 - 2

ビジターが来たときに話す仕事以外の雑談内容で、多くの人が話題に挙げてきて、5分間以上話が盛り上がり続ける鉄板の話題というのがいくつかあり、それは日本の少子高齢化だったり、各国の保育事情や教育事情だったり、ジェンダーギャップの話題だったりするのだが、今年になってから新たな鉄板話題が出現した。

それがKonMari、近藤麻理恵。USからのビジターならほぼ全員が知っていて、私が日本人とわかるとすぐ話題に挙げてくるし、いつもやたら盛り上がる。

今週も、昼下がりにケーキを食べながらかなり長々と話してしまった。こんまり、少なくとも私の観測範囲内のUS在住者の間では、今年の年明けからの数か月でトップクラスに有名になった日本人ではなかろうか。ほんと、すごいなあ。



今週は、木曜日までは毎日お昼の時間に自席に戻れずあれこれやっていて、金曜日の今日になってやっとお昼休みらしい休みを取れた。

木曜日までも、別に休み時間に仕事らしい仕事をしていたわけではないが、社内の人とのラウンドテーブルに出ていたり、ビジターをランチに連れ出して一緒にラーメン食べたり、カフェに行って食後のコーヒーを飲みつつケーキまで食べていたりで、とにかくオフィスには帰れなかった。


まあ、普段お昼休みにオフィスのデスクで何をしているのかというと、単にだらだらとネットを見ているだけなのだが、その数十分間を自分一人で休めるかどうかが私は結構大事だなあと感じた。

毎日朝7時台から働いているけど、12時台前後に一度誰とも喋らない時間を取れるかどうかが、夕方以降の疲れ度と仕事への集中度に影響する。


ついでに言うと、その数十分の時間が取れないだけで、未読のブログや人のSNS投稿がどんどんたまる。

特に今週は仕事がばたばたで、夕方になって急に実験延長になり、急遽延長保育の時間をいつもよりさらに延長してもらって、閉園前の保育園まで文字通り走って子を迎えに行く、ということをやっていたので、いつもよりネットができなかった。

そういえば、元号が令和に決まって発表されたときの菅官房長官の動画なんかも未だに見ていない。まあそのうちどっかで見る機会があるか。



さて、iPad mini

この後しばらくの間、毎回iPad miniの入荷状況を書くブログになりそうな気がするが、私の分は未だ入荷せず。うーん、楽しみ。

2019年4月 - 1

愛沢えみりは遂にキャバを引退し、明和電機はラジオデパートに実店舗を開設し、と長年好きな人達の動向が慌ただしかった3月末。

私は別に年度末でも引退でも開店でもなんでもないのに、ばたばたして終わった。


日帰りの国内出張、今回は時間帯的にはとても楽だった。とはいえ内容が内容だったので、前日退社ぎりぎりの時間までの準備、行きの新幹線車内でのひたすらの脳内プレゼン、そして会社PCや資料などなど重い荷物を持っての片道数時間の移動、とそれだけで疲れた。

そもそも新幹線での移動が得意ではない。乗り物酔いとはちょっと違う気もするけど、狭くて換気の悪い空間内に長くいるのが苦手。文字を読むと余計悪化するので、PC作業も資料読みも論文読みも特許読みも最低限しかできず、あとはカフェインを断ち、適度に水分と糖分を補給しながらひたすら目をつぶっているしかない。

って書いてて思ったが、これやっぱり単なる乗り物酔いなのでは…三半規管弱いからな。飛行機の方がまだマシ。


明けて4/1。

皆がオフィスでテレビの元号発表生中継を観ているのは知っていたが、そのときに出る実験結果の方が気になって、発表の時間にはラボにいた。

元号は、発表後にラボに戻ってきた人たちから伝聞で聞いたが、「命令の『令』」って口頭で言われて、とっさに漢字が思い浮かばず、手のひらに書いてもらった。英語だけじゃなく、日本語もだめだ私。



そういえばiPad mini買った。

iPad mini Wi-Fi 64GB - シルバー

iPad mini Wi-Fi 64GB - シルバー

Appleストアではなく、ポイントを使い切りたいがために家電量販店でネット買いしたので、一体いつ入荷するのか全く不明。

まあ、今使っているのは第二世代のiPad miniで既に4年使っているので、もはや急がない。楽しみだな。

2019年3月 - 6

もう3月も終わる。


KAMIJOのDream live with Orchestraは素晴らしい出来だった。

2年前、2017年の夏に観たEpic Rock Orchestra追加公演、あれめっちゃ楽しみにしていて、あのライヴのためだけにディルのMACABREツアーの途中でわざわざ一度大阪から東京に帰ってきて、翌々日に再度名古屋に行くとかいう無理日程(普通に平日だったが、仕事は全休み)を組んだのに、蓋を開けてみればKAMIJOは全然歌に集中できていないわ、音のバランスは乱れてるわで、私としてはあまりいいライヴではなかった。企画は間違いなくいいのに、それを具現化するって難しいんだな、と思った残念なライヴだった。

あのときの二の舞になりませんように、ということだけを祈りながら、仕事後に六本木に向かった今週の水曜日。今回は、最高だった。

感動的なMCがあったわけでも、嬉しい告知があったわけでも、メンバーが死んだわけでもなんでもないのに、ライヴ中に複数回、ほんとうに泣いてしまった。そしてそれ以上に、何度も何度も繰り返し鳥肌が立った。

大好きなアーティストのライヴとはいえ、一本のライヴの最中にこんなにも感動したのは初めてだったかもしれない、それくらいよかった。よく、「チケット代の元を取った」とか「実質無料」とか言うが、それどころか「このチケ代では払い足りていない」と思ったライヴだった。

ちょうど11年前、まだ学生だった2008年の3月に、元LAREINEのあのKAMIJOが新しいバンドをやっているということを知り、その音楽をすぐに好きになった。気づけばあれからそれなりに時間が経ち、私は未だにKAMIJOファンでいて、東京でワンマンがあればそこそこ観に行くという生活を続けてきたけれど、お陰でこんな場所に連れてきてもらえるなんて、11年前には思っていなかった。

ありがとうKAMIJO。文句なく素晴らしかったです。



こういう圧倒的な仕上がりのものを観てしまうと、いざというとき中のいざというときである、おそらく最初で最後の武道館公演があんなひどい出来になってしまうVersaillesは、やっぱりもうだめなんだろうか、と思ってしまう。企画の具現化力とか以前に、普通にライヴをやるだけのスタッフ調達力がもう足りてなくて、ライヴとして最低限のところすらできてなかったもんね。

今はKAMIJOソロがめちゃくちゃ好きだけど、たまにはVersaillesも観たいなとか思うのだが、来年以降もあまり期待しない方がよいのかな。少なくとも、ソロと同じだけの完成度は期待しちゃいけないな、とは思っている。