2018年10月 - 5

無事にすべての仕事を終え、同僚達とディナーをして別れ、最終日だけ空港の近くのホテルに泊まった。

これは出張あるあるだが、最終日のホテルが一番質がよかったりする。出張最終日なんて、チェックインが夜遅くでチェックアウトは翌日の早朝、ホテルに着いたらほんとうに寝るだけ、食事もとらないようなことが多いので、ホテルの質などどうでもよいのだが、空港の近くでは単純にホテルの選択肢が増えるため、快適なホテルに泊まることができる。

今回も、この最終日のホテルが一番よかった。ここにずっと泊まれていたらなぁ。



そして日本へ帰る。朝のフライトのため、早朝にホテルを出て空港へ。最初はアメリカの国内線だが、とにかく私は海外慣れしておらず、勝手がよくわからないので、1時間半前に空港に着いた。

乗り継ぎ先の空港で預け荷物を一度受け取る必要があるのかないのかが非常に心配だったので、空港内の色々な場所にいる別々のスタッフに複数回聞いて確認した。結果から言うと受け取る必要はなかった。行きのときは、乗り継ぎの空港で一度預け荷物を受け取ってすぐにまた預けたんだけど、それはアメリカの入国審査が絡むからなのか?システムがよくわかってない。

出発が朝早すぎて朝食をとれていなかったので、空港の搭乗ゲート前で食事をしながらフライト待ち。国内線はあまり遅れず、ほぼ定刻通りに飛んで、そこから数時間でまた乗り継ぎ先の空港へ。

ここで出国審査があるんだと勝手に思っていたが実際にはそんな事はなく、飛行機を降りたらもうすぐに普通の搭乗ゲートが並ぶターミナルに着いたのでびっくりした。どうやら、出国審査は最初に乗った空港で終わっていたようだ。

なんか、アメリカ、入国時はきっちりしてるのに、出国時は結構適当では?そんなもんなのか。中国はどうだったかなあ、あれだけ乗ったのに、もう忘れた。


帰りの乗り継ぎには比較的時間の余裕があったので、ここで初めてお土産を買った。免税店も一応あるにはあったが特にめぼしいものはなく、化粧品も見て回ったけれど何も買わなかった。いつも使っているクリニークのマスカラは、行きの日本の空港でも、この乗り継ぎ先のアメリカの空港でも売り切れていて買えなかった。

結局、お土産には、日本でもプラザやカルディあたりで普通に買えそうな食料品と、おもちゃを買って、それで終わり。最初の空港で預け荷物を預けてしまっていたので、ここで買ったものはそのまま機内に持ち込むことになり、結構かさばった。


帰りの日本への国際線フライトは14、5時間ほどのはずが、実際には天候の関係で1時間ほど長くなった。しかし帰りの飛行機は、行きよりも広いシートだったので多少は快適に過ごせた。膝が伸ばせるって最高。

帰りの便はビジネスマンばかりで、スーツ姿で乗っている人が多かった。半日以上もあの環境下でスーツを着て狭い席で過ごせるなんて、よく訓練されているなあ…私はそんなん到底無理なので、部屋着みたいなひどい格好に、コンタクトも入れずすっぴんで乗ったよ。



ホテルを早朝に出て、家に着いたのは翌日の夜。これまで出張で行ったことのある中国や台湾と違って、USに行くのはそれなりの覚悟と体力、準備が必要なんだと、行って帰ってきてから初めてわかったのであった。