2021年6月 - 2

久々に大学時代の夢を見た。

同じ研究室だった面々が、夢の中でもちゃんと同じ研究室のメンバーとして登場してきて、友人が所属していた、今となっては一瞬考えないと思い出せないような研究室名も夢の中ではスラスラ言えてて、なんか不思議だった。

ある友人は夢の中でも実験レポートを一人だけ手書きで提出しており、おおーと思った。彼女は毎日の通学に片道2時間かけていて、行き帰りの電車の中でレポート作成を進めるために最後まで手書き派だったのだ(今ならタブレットなりポータブルPCでやるんだろうけど、当時のノートPCはまだ重くて大きいものが多くて、毎日持ち帰るにはちょっと不便だった)。


夢の中の私は、卒論だか修論を書かなきゃいけないのにまだ書いてないし書きたくもない、という状況に陥ってて、目が覚めた瞬間、もう大学には戻りたくないなと強く思った。いや、会社でもレポートはあるし、現実においては、私は卒論も修論もさほど病まずに、まあ並の嫌さと精神負荷でこなした方だったと思うけど。

大学時代は課題とか研究とか論文よりも、学費が足りないことと、父親の精神状態がどんどん悪化して家が荒れまくっていくことの方がよほどストレスだったので、大学関係のことは単に「自分がやれば済む」タスクでしかなかったし、早く卒業して実家を出たかったのでなにかでつまづいて留年するとかはもってのほかだった。

そんな状況下でも、いつもの単なる運のよさにより、研究室にも、研究室のメンツにも3年間恵まれ続けたのはかなり大きかった。全体的に見ると、とても楽しい学部・院時代を過ごしたと思う。

一昨年以来、一切会えていないけど、来年あたりにはまた皆に会いたいなあ。