2021年3月 - 1

3月か。

本格的に忙しくなってから一か月強が経過。早かったような、長かったような。でも振り返ると、よくたったの一か月でこんなに進んだなと思いますね。かなりのスピードで確実に前には進んでいる。ベクトルが合っているかの答え合わせはこれから。

まあ、全ては一緒に実験して下さっているラボアシスタントの方々や、普段週5で在宅勤務してるのに私に無理矢理実験仕事に駆り出された挙句、私の退社後5、6時間後という夜遅くまでラボに残って実験してくれた同僚のお陰である。色々無理はしているので、落ち着いたら皆さんにはぜひゆっくりして欲しい…そんな日は来るのか?



先週だか先々週に、電車の中で車内テレビをぼーっと観ていたら大石昌良が出ていた。

大石昌良オーイシマサヨシ!20年近く前に好きだったバンドの人がまだ活動していて、山手線内でインタビュー動画が流れるほど生き残っている(まあ、この人の場合はSound Schedule活動休止後の方がむしろ世間的には有名になったと思うが)の、嬉しいなあ。


私は、サウスケ時代のこの人の作詞能力と、それを適した曲調にぴったりのせるポップセンスが大好きでした。当時の大石昌良に、地方から上京してきてカッコつけてるけど、別に将来の展望があるわけでもモテるわけでもなく、軽薄でちょっと情けなく、後から後悔しまくりというのが基本線、という10代末〜20代頭の若者の歌を歌わせたら、もう天才の部類だった。

サウスケはまじでどのアルバムもよい、そしてよいままさっさと活動休止してしまった。でも長くやって歳を重ねていくほどに、あのヒリヒリ感はどうしても消えていってしまっただろうから、バンドは早めに活休して正解だったんじゃないかと思う。焦りを表現するのが非常に上手いバンドだった。


なお車内動画での大石昌良は「クリエイティブに大事なことは?」みたいな問いに対して「昼寝です。一日4、5回昼寝することもあります」といった内容を回答していて、電車内で「多いな…」と一人でつぶやきそうになりました。

フル動画があったので貼っておく。


あとペンネの女の歌詞を貼っておく。
「だまってろ」「うざってぇぞ」の連呼、最近の「うっせぇわ」ブームにつながるものを感じる。公式動画が上がっていないのが残念。

中身のない、いわゆるクソバイスを行う女に対して「ペンネでも食ってろ」という罵倒の仕方が性格悪くて最高によいし、最後のうざってぇ大連呼の後の、「もう構うな」のびっくりするほどの弱々しさと、そのまま終わってしまうラストがまたいいんですよ。

あー、大石昌良まじでよいな。