2022年11月 - 4

久々に定例の電話会議に出て、サマータイムが終わっていたことに今更気づく。

定例なので、会議自体は毎週のようにやってたけど、私が出てなかっただけ。先週は体調崩して寝込んでたし、その前もJUBILEEツアーのために名古屋に行って友達と飲んだりしていたので電話会議はブッチしていた。その間にUSは冬になっていた。

USもEUも参加できる時間帯の全体会議だったので、HIZAKIとおてるのYouTube Liveは仕事とかぶっていてほとんど聴けませんでした。アーカイブあるのか後で確認しよ。



先々週に強めの光源を見てやんわり体調を崩し、先週はおそらくノロにかかっていてそもそも行けず、でリスケしてもらっていた外部の会社との仕事を今週またやった。私の体調が治ったから。で、元気になった状態で先々週と同じ装置を見たら、光が強いなどとは全然感じなくて驚いた。

体調が悪いと感覚過敏になる。光を通常時よりも余計にまぶしく感じるみたいに、色んな刺激がより増幅され普段よりも強めに感じるのもそうだけど、それとは別に解像度も上がる。私は体調を崩しているときだけ嗅覚が発達して、何かを嗅いだらその一つの香りの中に含まれる複数の香りを切り分けられるようになるし、音も切り分けられるようになる。今回の体調不良時は、普段使っている柔軟剤の中のレーズン臭だけがやたらと強く感じられていて謎だった。で、体調が治ったらレーズン臭があることすらほぼ感じられなくなった。意識していないのに匂いを切り分けて別々に感じているとき、なんかガスクロの結果チャートみたいだな…といつも思ってる。


この感覚過敏というか五感の切り分けみたいなのは妊娠中が一番顕著で、当時は通勤中の混雑した駅で改札に向かって歩いていたら、自分の前を歩いている人とそのさらに前を歩いている人の体臭を完全に切り分けて別々に感じられたし、それまでもよく聴いていたCD音源の中でメインメロディ以外のところにこんなフレーズが流れてたのか!みたいな発見もたくさんしていた。この感覚過敏はつわりの時期が一番顕著で、子を産んだら全部消えて、体調を崩さない限りはほぼ発揮されなくなった。

妊娠中は第六感もめちゃくちゃ発達していて、会議室に入る前の時点で、今会議室の中に誰がいて、それぞれどんな服装でどの席に座っていて、会議冒頭で誰が何を喋る、みたいなイメージが一瞬で頭の中に浮かんできていたりしたんだけど、あれもきっと一時的に五感が発達していたからなんだろうと思ってる。普段は全然気にしてないけど、朝一瞬視界の端で見かけていた同僚がどんな服を着ていて、その人は普段どの席に座りがちで、最初にこんなことをよく言う、みたいな、たーくさんのインプットをまとめた結果のアウトプットとして、デジャヴとか第六感っぽい不思議現象がよく起こっていたんだろう。

妊娠中も、体調不良時も、調子が悪いときに身体がこれ以上の大ダメージを受けて生命が終了しないように脳が気を利かせて感覚過敏にしているんだろうけど、まあ現代を生きる上では普通に余計なお世話ですよね。体調が悪いときに見る、床のタイルとか地面の模様とかがほんとうに辛い、ちょっとした凹凸模様が普段の10倍以上増幅した状態で感じられて、普通に歩いているだけで余計に体調が悪くなる。自律神経の働きをコントロールする系の薬とかを飲んだらよくなるのかな?人体の不思議。